本堂・境内
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本堂
弘法大師
ご本尊
空海 (弘法大師)のお言葉
信念を持ってしなやかに生きる
迷いの風をとどめない竹の強さに学ぶ
風、疎竹(そちく)に来たる、風過ぎて竹は声を留めず___という
禅の世界でよく使われることばがあります。もとは中国の古典「菜根譚」
(さいこんたん)のある一説です。
疎竹とはまばらな竹林のこと。そこに風が吹いてくると、竹は揺れてざわざわ音を
立てるけれど、風が去ればもとの静けさに戻り、なんの声もとどめないということ。
心を揺らそうともいつまでも跡を残すな、人も竹に学べというわけです。
一方、「心の海は波もなく静かなのに、迷いの風が吹くたびに波立っている」という
空海のことばは、禅の境地とは異なり、「愚かな人は幻の男女に目がくらみ
外道(げどう)は蜃楼台(しんろうだい)(実在せず役立たずのもの)を信じて
執着している」と辛辣(しんらつ)に続きます。幻の男女とは性欲の魔のことでしょう。
正しい教えを知らない外道のままでは、心の海はしょっちゅう大荒れだというのです。
これは、心の静けさを保つには何か一つ信念を持てということに通じます。
「正義を守る」でも「嘘をつかない」でも、「周りを幸福にする」でもいいのです。
強い信念が、外からの風に負けない、竹のようなしなやかな心をつくります。
著書 生き方が変わる! 空海 黄金の言葉より抜粋
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将軍地蔵尊 阿弥陀如来
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不動明王・観音様・阿弥陀如来・水子地蔵
六地蔵尊
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